さて、今回は前回に引き続き第二弾です。
この回では、具体的な健康寿命を伸ばすばす方法を解説していきます。
記事を読んでいただくメリットはこちらです!
『ライフスパン-老いなき世界-』のメイン要素である、健康寿命を伸ばす方法を具体的に知り、その原理がわかります。これによって、普段生活でどんな部分を工夫すればより長く健康的にいられるかがわかりますので、過去の人々より何年も、何十年も長くやりたいことに挑戦するなど充実した生活ができます!
っでは早速いってみましょう!
そもそも老いなき世界ってなんだ、という方や本の概要紹介の記事を先に読んでみてください。
食事回数を減らす
老化について25年も研究を続けられた筆者が、まず間違いなく言える長寿の方法として、『食事回数を減らす』ことを挙げています。
大昔から言われていることで、古代ギリシャの医師だったヒポクラテスが食事制限を謳っていたことや、15~16世紀に生きたヴェネツィアの貴族で、『自己啓発の父』とも呼ばれるルイジ・コルナロも著書『無病法』の中で極小食の利点を挙げていたそうです。ルイジ・コルナロは他界したときには100歳を超えていたとする資料もあります。
ただ、この情報は科学的根拠が長い間ない状態でした。
20世紀に入り、食事制限と寿命について調べた様々な動物実験が行われ、その結果によると、食事制限によりカロリー制限がかかった状態では、細胞の老化を止めてくれる因子であるサーチュイン遺伝子という遺伝子を活性化できるということが分かったのです。
動物では、食事制限が実際に効果があると科学的に示されたということになります。ただ、人間に対してこういった実験ををするのはハードルが物凄く高いのです。食事をしっかりとるグループに対して、食事をぎりぎりまで抑えるというグループを作って長期間観察するというのは、人道的に実施が難しいからです。
それでも、手掛かりとなるような実験が過去にありました。
2017年に出た論文で、カロリー摂取を平均12%少なくできたグループでは、血液中の成分分析から、老化のペースが落ちていると確認されたのです。
では、だからと言ってずっと空腹になるため、食事回数を減らし続けるのか?お坊さんでもないのでずっとそれを続けるのは現実的じゃないですよね。
筆者はここで提案してくれている方法として、『間欠的断食』があります。食事を抜く期間を周期的に作るというものです。
たまにでも良いので、1日3食のところを、1食減らすことで先ほどのサーチュイン遺伝子を活性化できるのです。筆者が言うには、空腹となる時間をできるだけ長くするのが良いと言っているので、抜くのは昼食か夕食が良いと思います。
さらに、食べるものもできるのであれば工夫したほうが良いそうです。
老化に関係する因子としてmTORという因子があります。これを抑制することで、寿命が延びることが確認されているのですが、肉や卵に含まれる物質や、プロテインなどに多く含まれるロイシンはこのmTORを活性化してしまうので、結果として寿命が短くなってしまいます。
サウナはどうか
これも寿命を伸ばす可能性が示されています。
サウナはサーチュイン遺伝子が活発化するためのNADという物質の濃度を高める可能性があると言われています。同じメカニズムは、先ほどお話しした断食や、運動でも起こるそうです。
更に、逆に低温でも効果があると筆者は言っています。
褐色脂肪組織という老化を防止する組織を作りだすには、寒さに震えるところで、できるだけ薄着で過ごすのが良いそうです。理想としては、そんな寒い中で運動をするのが良いそうです。
冬場のマラソンやランニングですね!
あるんです、サプリも
これらの方法に加え、では老化を防ぐサーチュイン遺伝子を活性化する効果がある薬があればいいんじゃないか、という発想にも科学者たちはたどり着いています。
筆者が言うには糖尿病治療薬メトホルミンや、免疫抑制剤のラパマイシンがそれにあたるそうです。しかし、これらは日本では処方箋医薬品ですので、病気の治療として医師から診断、処方されない限りは一般的には手に入りません。
将来的に、老化が病気とみなされ、抗老化薬として保険の適応も利くようになれば、安価に、かつ安全にこれらの薬を長寿のために飲むことができます。
現在は、残念ながら老化が病気とはみなされていませんし、これらの薬を使った老化を適応とした臨床試験も始まっていませんので、その時代まで10年以上はかかるでしょう。
じゃあ薬で老化を防ぐことはできないのか。答えはYesでもありNoでもあります。まず、薬としては抗老化薬はありません。ところが、サプリとして先ほどのサーチュイン遺伝子を活性化させられる物質があるのです。
そのサプリはNMNという物質です。厳密には、このNMNが体内でNRに変化し、NRがサーチュイン遺伝子の燃料として使われているNADという物質を増加させることで、サーチュイン遺伝子が活発化するというメカニズムです。
マウスの実験ではNMNの効果が実証されており、人間ならとっくにシニア割引を受けているような年齢のマウスが、このNMNを投与されることで、SASUKEの挑戦者さながらの体力を取り戻し、走り回るようになったそうです。
人間でのこのような実験データはまだないのですが、筆者が確認した事例として、一度閉経した女性が、このサプリを飲むことで生理が再開したというものがあります。
これはNMNが若返りを起こす可能性を示すと筆者は言っております。
実際に筆者の父もNMNを毎日飲むことで、明らかに生活が活発になり、過去は家にこもりがちだったのが、海外にまでイベントなどに出かけるほど元気を取り戻したと書いております。
最後に
これら、医学研究者であるハーバード大の筆者が言うことは引用文献なども充実しており、説得力があると思います。
そこで、実際に私も筆者が言う寿命を伸ばす秘訣をいろいろと試しております、食事は昼食を抜く期間を月に1~2週間ほど続け、毎日筋トレまたはジョギングを行い、そして、毎日一定量のNMNを摂取しています。
このNMNですが、あのホリエモンも3年前から飲み続けているそうです。彼が言うには、十分なサプリの量をとるためには月100万円以上かけないといけないと言っています。
とはいえ、私を含めた一般の人にはそれは無理な話だと思いますので、私はこちらのNMNを摂取しています。
あくまでサプリですので、自己責任の範疇で取り扱いはお願いします。
1日2カプセルを朝食後に取るなど私の場合は行っています。
参考までに、私の使っているサプリも紹介しておきますね。
こちらはお試し用です。2カプセル/日で15日分です。
新品価格 |
3個入りセットもあります。しばらく使ってみようという方はこちら。
2カプセル/日で45日分です。
この本のメインポイントは今回紹介させてもらったのですが、各所で出されていた興味深い論文やデータ、また、今後の展望についての記事もおいおい書かせていただこうと思っておりますので、お願いします!
この本ですが、下記から購入もできますので、しっかり読んでみたいなぁと思ったかたはこちらより見て行ってください!!
↓Amazon
↓楽天
皆さんも今日から100年は健康体で過ごしてやりましょう!!
では!!