今回は実際に留学を考えよう、と思った方向けにおすすめの留学先をお伝えいたします。
中国と言っても留学の方法はいくつかあり、地域の選択肢も多種多様です。
ざっくり書くと下記が中心になるかと思います。
まず私自身の語学の実績はこんな感じです。こんな私が解説していきます。
英語で5年間、中国語で3年間、海外企業との業務経験があります。特に、中国語では翻訳依頼も対応しています。
(取得資格:HSK6級(中国語能力試験最高級)、HSKK高級(中国語口述試験最高級)、中国滞在10ヶ月、訪問都市10箇所以上、中国出張6回経験有)
プラスで現在は韓国語とロシア語も勉強中です。(韓国語は検定試験TOPIKを継続受験中)
- 北京市
- 上海市
- 広州市
一つずつ見ていきましょう。
北京市
言わずとしれた中国の首都ですね。
中国東沿岸部の北部に位置する都市です。北京市の特徴として、天安門広場を中心とした歴史的建造物が多い点が挙げられます。日本なら東京が一番人口も多く、情報も集まっているだろうという印象で中国でも北京市が最も良いのでは、と思う方が多いかと思います。
実際のところは、昔の中国がまだ残っている印象があります。日本料理屋は北京市でもあまり多くなく、北京市に留学した友人の話ですと自転車で10分圏内にはなかったそうです。道路の整備も実は行き届いておらずがたがたなところも多いとのことです。
イメージとしては他2都市よりゆったりとした雰囲気がある気がしています。
上海市
上海市、日本のイメージですと上海蟹と最近は上海ディズニーランドができたことが思い浮かぶでしょうか。中国沿岸部の中央部に位置する都市です。
都市としては猛烈に発展が進んでおり、ここ10年で3本しかなかった地下鉄が現在は18本(建設中のものを含めると20本以上)にまで増えていることからも其の様子が伺えます。スクラップアンドビルドが進み街の様子は未来都市感があります。一昔前の自転車だらけの道ではなく、どこもかしこも電動バイクや電動キックボードなどが行き交っています。
国際都市でもあるので、外国人留学生や企業本部が置かれていることが多く、ビジネスとして中国を捉えたい場合はおすすめです。
広州市
上記2都市に比べるとやや知名度は低いですが広東省の中心都市です。中国東沿岸部の南部に位置します。
広州市のメリットとしては近くに事業誘致が盛んな深セン市があり、また香港やマカオも立地としては近いです。また、標準語である北京語以外にも、中国の特に南部で広く使われている広東語も学ぶチャンスがあります。ジャッキー・チェンも映画で話しているのは広東語ですね。
北京上海よりは少し変わったところで学びたい、でも中国内陸までいくのはちょっと勇気が出ない、という方にはおすすめです。
あれ?他の地域は?
他の地域はないのか?と思った方もいらっしゃるかと思います。私の考えですが、中国語をまず習いたいという気持ちでスタートされる方は上記3地域に思い切って絞られたほうがいいかと思います。
その理由は別記事で紹介していこうかと思っていますが、この3地域、圧倒的にイベントや情報が集まっているので、先人のアドバイスを利用できたり、語学学習の仲間を作りやすい点があります。語学学習を既に始められた、または依然取り組んだことのある方ならわかるかと思うのですが、語学学習において継続力は必須級の重要事項ですので、こういった環境によるモチベーションアップは実はものすごく大切です。
どこにしたらいいんだろう、、、悩む気持ちはわかります。ただ、地域に悩み続けるより、’留学する’という行動の方が大事です。上記3地域なら間違いはありません。本当に合わない、と思っても中国なら半年くらいで留学場所を変えることも他の国より簡単ですし、私の友人の中にも地域を移ってきた人もいます。
少しでも中国留学の地域選びの選択に役立てたら嬉しいです。次回は大学について書く予定ですので、気になる方はまた見に来てもらえればと思います。
次も読まれる方は下からリンクできます。
では 、また!
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